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最高の心理戦が味わえるゲーム「スカル」

ボードゲーム

4枚のカードを使用するのみの、心理戦が味わえるボードゲーム「SKULL(スカル)」をご紹介します。

SKULL

3枚の花のカードと1枚のどくろカードを使用してかけひきを行うゲームです。

3~6人で楽しめます。

ルールはシンプルながら、毎回絶妙な駆け引きを楽しむことができます。

コンポーネント(内容物)

箱に、説明書と、カードが24枚(「花3+どくろ1」× 6人分)、土台カード6枚です。

色ごとに並べてみました。

左が最初の状態で、周りの枠部分をくりぬけば右の普段使用するサイズになります。

花、どくろカードも四角の状態(左側)で入っていて、切り抜いて丸型(右側)にします。

遊び方 ルール

まずプレイヤーは同じ色の花カード3枚、どくろカード1枚を出札として持ちます。

場に、自分の色の土台カードを置きます。このカードは勝利判定のためのカードとしても使用します。

プレイヤーはそれぞれ、カードを1枚(花orどくろ)場に置きます。

ここからプレイヤーはカードを1枚上に加えるか宣言するかを選びます。

宣言はこの場に何枚の花があるかを宣言します。

ここでは、プレイヤーがカードを1枚ずつ足していったとします。

この状況で、青のプレイや―が宣言をしたとします。

宣言した後はどのプレイヤーも新たにカードはおけず、前の宣言より1以上大きい数(場の枚数が上限)を宣言するかパスを選択します。

(上の画像では)場に花は少なくて4枚、多くて8枚ありますが、とりあえず「1」と宣言したとします。

緑プレイヤーは「2」を宣言し、他プレイヤー2人はパスを選択し、青が「3」を宣言した後、他プレイヤーが全員パスしたので、青プレイヤーがめくっていくことになります。

宣言枚数確定後

宣言プレイヤーが全部の枚数を指定、もしくは指定後他プレイヤーが全員パスすれば、カードをめくっていくフェイズに入ります。

めくる時のルールとして、自分の場にあるカードはすべてめくらないといけません。

全て花だった場合

青プレイヤーは1枚、2枚と自分の場のカードをめくり2枚とも花でした。

そして赤プレイヤーの1番上をめくり3枚目も花だったため、予想が的中し勝利点1を獲得します。

勝利した場合、土台カードを裏返し、1回勝利したことを示します。

下画像が裏返した状態で、もう一度買った場合ゲームに勝利します。つまり2回勝利すればゲームの勝者となります。

1枚でもどくろをめくった場合

もし宣言後、めくっていった時に1枚でもどくろが混じっていた場合、宣言失敗となりペナルティを受けます

ペナルティとして、自分の持っているカードが1枚減ります

もし、自分の場にどくろがあり自滅した場合は自分で選んでカードを抜きます。

他の場からめくってどくろが出た場合はランダムでカードを1枚抜いて、次のゲームに移ります。

裏向きにして1枚ランダムに抜きます。

注意点

注意点としまして、全部めくると宣言しても1枚ずつめくらなければいけません

これは1枚でもどくろがあった場合、他のカードをめくらないためのものです。

この時、例えば全てカードを置いたプレイヤーの手の内がばれてしまうのを防ぐためです。どくろが出た時点で、他のカードをめくらないようにすることを心掛けてください。

プレーした感想

プレーしてみて、どのような心理戦が行われるかをご紹介します。

まず、1枚目を花を置くかどくろを置くか迷いますね。上からめくられるため、最後のほうに宣言された場合どくろが引き当てられにくくなります。まあなかなか最後のほうまでおいていくことは少ないので、置くことに関してはあまり考えずにおいていくこともあります。

やはり肝となるのは宣言した後に起こるよみあい、騙しあいですね。

例えば、自分の場にあるカードはすべてめくらなければならないというルールがあるため、多めの宣言になった場合躊躇してしまうかと思います。しかし、ここで躊躇する姿を見せてしまうと、どくろが入っていることを感づかれてしまいます。

また、一つ前の人が(全体の数-1)枚を宣言したときに、全部枚数を宣言するのも勇気がいります。ただ、場の流れ的にこれはいけると思ったら全部めくることもあります。

この時成功すれば、一つ前のプレイヤーの勝利を阻止した上に勝利点も獲得するので、相当気持ちいいです(笑)

また、ペナルティを受けたプレイヤーは枚数が少なくなっていき、最終的に手の内がすべてばれてしまうこともあります。例えば、そのプレイヤーのカードがすべてめくられて花だった場合、次からのプレーでの保険としてとっておくことができます。よって、そのプレイヤーの手の内を知るためだけに、あえてそのプレイヤーの残りカードをめくっていくこともあります。

花があると思ったプレイヤーにどくろがあり、どくろがあると思っていたプレイヤーに花しかないとか、本当に騙しあいが重要なゲームです。

カード4枚ずつのみでこんなに楽しいゲームかと驚きました。

気になった方はぜひ購入して遊んでみてください!

他紹介サイト 動画

ゲーム紹介:スカル / Skull
各自が積み込んだ山札構成を予想 スカル / Skull メーカー: Lui-même (ルイミェム, フランス), 発売年: 2013年 国内版発売元: ホビージャパン, 国内版発行年: 2018年 作者: Hervé Marly (エルヴェ・マルリー, 代表作: 『ミラーズホロウの人狼』 
髑髏と薔薇 / スカル / Skull & Roses
ボードゲームの総合情報サイト「ボドゲーマ」では、会員が投稿した髑髏と薔薇 / スカル(Skull & Roses)のボードゲーム紹介文・レビュー・リプレイ日記・戦略・商品情報等を見ることができます。
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